電気ヒーター

シーズヒーターとは

シーズヒーターはニクロム線などの発熱体を酸化マグネシュームなどの絶縁物質で包んでステンレスなどの金属パイプの中に封入したもので、石英管ヒータより丈夫で長持ちします。

シーズヒーターは電気ヒータの中で最も長寿命で10年以上使用することも可能ですが、製造コストがかかるので販売価格が高いのが難点です。
私は20年以上前に買ったシーズヒータータイプの電気ストーブをいまだに使っています。

シーズヒーターの金属管の表面にセラミックなどをコーティングして、衣服や人体に吸収されやすい3〜20ミクロンの遠赤外線の放射量を多くしたものが暖房器具メーカーから色々な名称で販売されていますが特に新しいものと言うわけではなく、20年以上前から似たようなものはありました。

シーズヒーターは、メーカーによって名称が異なりますが、構造はほぼ同じのようです。

・ダイキンの製品は セラムヒート

・コロナの製品は コアヒート

・エスケイジャパンの製品は メタルヒーター

・その他のメーカーは シーズヒーター

の名称で販売されています。
格メーカーで金属管にコーティングされているものは異なるようですが、ベースはシーズヒーターです。
私が20年以上前に買ったのはデンソーの物ですが、デンソーは現在は業務用のものしか販売していないようです。

各社ともシーズヒーターを使った電気ストーブは遠赤外線の放射量が多い、壊れにくい、電力調節機能などの価格相応の製造コストがかかっているので、電気ストーブの中では高価な価格帯となっていますが、水がかかったりしても安全なので台所でも安心して使えます。

シーズヒータータイプの電気ストーブは石英管ヒータやハロゲンヒーターと違い、低電力だとあまり光りませんが暖かさはあるのが特徴です。可視光線が少ないということは遠赤外線放射効率が良いということなのでしょう。

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