電気ヒーター

カーボンヒーターとは


カーボンとは炭素のことで、カーボンヒーターは石英管ヒーターの発熱体であるニクロム線の代わりに炭素繊維を発熱体にして不活性ガスを封入したもので、 従来のニクロム線を使用した石英管ヒーターやハロゲンヒーターよりも遠赤外線の放射効率が高くなっています。

カーボンヒーターは石英管ヒーターより人体に吸収されやすい遠赤外線の放射量が多いので、同じ電力なら体感的には石英管ヒーターの2倍の暖かさを感じられるそうです。 まあ、2倍は大げさかもしれませんが、カーボンヒーターのほうが省エネなのは確かなようだから、電気ストーブはこれからは価格が安くて効率の良いカーボンヒーターが主流になりそうです。

カーボンヒーターの寿命は5000時間〜7500時間程度だそうですから、冬季に一日10時間くらい使っても5年くらいは持ちそうです。
しかし、電気ストーブはスイッチがよく壊れるのでスイッチを壊れにくいものにして欲しいものです。

炭素系の発熱体を使用しているヒーターは、みなカーボンヒーターですがメーカーによっては発熱素材によってチャコールヒーター、オーガニックカーボンヒーター、グラファイトヒーターなどの名称で販売しています。
チャコールとは木炭のことで、オーガニックカーボンは綿花を炭化したものです。

カーボンヒーターの中で黒鉛を発熱体としている物を特にグラファイトヒーターと呼んでいるいるようです。
グラファイトヒーターもカーボンヒーターの一種ですが、一般のカーボンヒーターよりも立ち上がりが速く遠赤外線の照射量が多いようです。

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カーボンヒーターの選び方

カーボンヒーターに限ったことではありませんが、暖房器具は使用目的にあった物を買うことをお勧めします。
カーボンヒーターは真冬に部屋全体を暖めることはできません。
外気温がそれほど低くなく気密・断熱性にすぐれた狭い部屋で1200Wくらいのカーボンヒーターなら部屋全体を少しずつ暖めることも可能ですが、身体だけを暖めるスポットヒーターとして買うことをお勧めします。
また、安売りをしていたからといって机の下などに置いて足元を暖めるために使用するのに600Wくらいで電力の切り替えのないカーボンヒーターを使うと熱すぎて使えないなんてことになりかねません。

机の下などに置いて足元を暖めるために使用する場合は300W+300Wの二段切り替えのカーボンヒーターをお勧めします。
私は机の下に300W+300Wの二段切り替えのカーボンヒーターを置いて足元を暖めていますが、よほど寒い日でない限り300Wのヒーター1本で十分です。

脱衣所などで短時間使う場合や台所などで立ち仕事をする場合は500Wくらいで場所をとらない縦型のカーボンヒーターが良いでしょう。

また、電気ストーブは反射板の形によって暖かく感じる距離が変わってくるので、近くに置いて使うなら反射範囲の広いものを使い、少しはなして使うなら反射範囲の狭いものを使うと良いですよ。

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